緑色で腹が白く顔が細い!幻のアオウナギを食べてみたい!:探偵ナイトスクープ【2016/06/17】

依頼内容

みなさんはアオウナギと呼ばれているウナギを知っていますか?
私は去年、巷でウナギ博士と呼ばれている人がマスターをしている堺市の喫茶店で、そのアオウナギのことを知りました。
アオウナギとは、川を上らず、淡水と海水が混ざった汽水域になる川の河口付近にいるウナギで、普通のウナギより何倍もおいしいらしいのです。
そんなウナギが大和川の河口にもいると聞いたのですが、幻と呼ばれるほど、なかなか釣れないそうなのです。
何度も釣りに行っているのですが、その姿を見ることさえできません。
どうか一緒に幻のアオウナギを釣ってもらえないでしょうか。
よろしくお願いします。

調査開始

いきなりメインカメラが故障して最悪のスタート。今回はサブのカメラで録ることに。

依頼者は、インターネットで調べたウナギの釣り方で、過去に7回ほどチャレンジしたが釣れなかった。

ウナギの釣り方
ペットボトルに糸を付けて、重しをつけて、その先に餌をつける。
重しを投げて待ち、餌にくいつくと、ペットボトルが倒れるという仕組み。

マスターの所へ行くことに。

マスター「アオウナギは、薄い緑色で腹が白く顔が細い、絶品です、アオウナギを食べてからウナギを語れと思っている」

穴釣り名人を紹介してもらうことに。

ウナギの穴釣り名人が登場する。

エサには、アケミ貝を使う。

石と石の間に釣り竿を入れて食いつくのを待つ。

夏であれば捕れやすいが、撮影日は5月13日で、まだ水温が低くウナギの動きがにぶい。
エサをつついてくれるが、飲み込んでくれない。

カニしか釣れず、4時間経過・・・

初めてウナギが食いつくも、逃げられてしまった。

日没がせまり、夜釣り(投げ釣り)の名人を呼ぶことに。

場所を真向かいに移動して、エサはミミズを使用する。

暗くなってもあたりがわかるように、釣り竿に鈴を付ける。

さっそく鈴がなり、ヒットするもチヌに逃げられる。しかもその姿はカメラで撮れず。

さらに仕掛けがからまるアクシデント。

さらに穴釣り名人にあたりがくるも、今度はリールが壊れる。

しかも、釣れたのはただのゴミでした。

不運の連続!

そして、とうとう、石田靖探偵の釣り竿にあたりが来た!

見えるのはウナギのような姿。

なんと釣れたのは、目的のアオウナギ!

体が緑色

顔がとんがって細長い

お腹が白い、全部マスターの言っていた通り!

お店にアオウナギを持って行き、3日間かけて泥をはかせてもらう。

比較のために養殖のウナギと並べて焼いていきます。

これを食べた、石田靖探偵が言うには、上品な油でしつこくない、人生最大の旨さだということです。

穴釣り名人が言うには、アオウナギが釣れる確率は、1万匹に1匹だということです。