最初のカルピス
1919年、日本初の乳酸菌飲料カルピス誕生
カルピスのここがすごい
・日本人の99%が飲んだ事のある国民的飲料
・年間売り上げ本数は11億本
カルピスの原液
大正時代に誕生したカルピスは、そのカルピスの原液を、約100年継ぎ足しながら作っている。
例えるなら、うなぎ屋さんの秘伝のタレと同じような感じで、
原液を全部使うのではなくて、少し残してまた増やしていくという感じ。
カルピス菌
カルピスを作る時には、カルピス菌を使うが、これは創業者が偶然発見したもの。
これをもし失くしてしまうと、おそらく世界中どこを探しても見つからず、二度とカルピスを作れなくなってしまうという。
ご家庭にあるカルピスでは作れないらしいです。
カルピスの製造工場
↓こちらは群馬県にあるカルピス工場。
カルピスの原料は「牛乳」、白い色は牛乳の白さ。着色料は一切使用していない。
新鮮さにこだわり、工場の近くにある契約牧場から毎日搾りたての牛乳が工場に届く。
工場に届いた牛乳は、遠心分離器の中に入れ、
牛乳を高速回転させ牛乳の成分を分離させて、
「脂肪分」を取り除いた「脱脂乳」ができる。
この脱脂乳にカルピス菌を入れて発酵させる。
↓こちらのタンクにカルピス菌の原液が入っています。
↓こちらが、約100年間受け継がれるカルピス菌の原液。
カルピス菌の混ぜ方
カルピス菌が入った顔色を脱脂乳のタンクに入れます。
そして、発酵させます。
発酵が始まるとカルピス菌が増えるので、
その一部を次に作る時に使用するため、先ほどの場所に戻します。
この方法で約100年間カルピス菌は受け継がれてきました。
カルピスは2回発酵させる
約2週間カルピスを発酵・熟成させます。
この時のカルピスは1回の発酵で、ヨーグルトのような酸味が生まれる。
これに砂糖を加えてタンクの中で寝かせると2回目の発酵が始まる。
2回目の発酵で、1日経てば、カルピス特有の爽やかな香りと甘酸っぱい味が生まれる。
2回発行させて作るのは、乳酸菌飲料の中でカルピスだけだという。
出来上がったカルピスをボトルに入れて、
水玉ラベルに入れて完成!
- 出版社/メーカー: カルピス
- 発売日: 2013/05/23
- メディア: 食品&飲料
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口の中に残る白い固まり
カルピスを飲んでいる時にできる白い固まりは、カルピスに含まれるカゼイン(タンパク質)とだ液が反応して出来るモノ。
カルピス特選バター
カルピスを作る時に、牛乳から取り除かれた脂肪分。
その脂肪分で作られたものが、こちらの「カルピス特選バター」。
カルピス特撰バター 有塩 450g 賞味期限 2016年2月10日
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カルピスビールの作り方
カルピスとビールを1:5で割る。
カルピスシャーベットの作り方
カルピスと牛乳を1:2の割合で混ぜ合わせる。
お好みでレモン汁を入れる。
そして、冷凍庫で3〜4時間凍らせるだけ。
カルピスシャーベットのできあがり!