JVCケンウッドのミラーレス化する映像処理技術がすごい「デジタルコクピット」

カーナビ大手のJVCケンウッド。

その社内を走っていたのが、イギリス、マクラーレン・オートモーティブのスポーツカー、「675LT」をベースに開発中の「ミラーレス車」です。

JVCケンウッドは、1991年からF1でマクラーレンのチームに、機材を供給。ミラーレス車の開発でも、タッグを組んだのです。

その特徴は、JVCケンウッドが得意とする「映像処理の技術」。

運転席の両サイドと車の後方に合わせて3台のカメラがあります。

↓運転席の両サイド

↓車後方

車を囲むように人が3箇所に立つと、

3つのカメラがとらえた映像を一つのディスプレイに合成して表示できます。

車の運転中に後方の様子を一つのディスプレイで確認できるので、視線の移動が減り、安全性が高まることが期待されます。

↓合成した映像

さらに、ミラーレスだけでなく、

スピード表示などは全てフロントガラスに投影する「ヘッドアップディスプレイ」に映しだされます。

JVCケンウッドでは、このミラーレスのシステムを数年以内に実用化する計画で開発を急いでいる。