ビタミンCの飴を少し入れるだけで、水道水でも金魚が飼えるという話:ソレダメ!【2016/08/10】

夏祭りなどで、「金魚すくい」をしたいけど、家で飼えないとあきらめている方もいると思います。

それは、家の水道水を使用する場合、「塩素」が少し含まれているからですが、

そんな中、市販の「ビタミンCのアメ」を水道水につけるだけで、金魚を飼える水になるという話がありました。

ビタミンCの飴を浸けるだけ!?

一般家庭の水道水を汲んできて、その中に「ビタミンCの飴」を人差し指と親指で持ったまま入れて、2、3回クルクルっと指をひねって回してあげて再びアメを取り除く。

これをすることで、水道水に含まれる塩素がなくなるというのです。

塩素の確認

本当に、無くなっているのか、「残留塩素測定キット」を使って確認しました。

これは、水に含まれた塩素の量が多いほど、赤紫色になるというものです。

まず、普通に汲んできた水道水の場合は、赤紫色に変色しました。塩素があるということです。

次に、ビタミンCのアメを少し浸けて指をひねります。

すると、その後の水は変色しませんでした。塩素がなくなったということです。

これで、金魚の飼育ができます。 

どういう仕組みなのか?

飴のビタミンCが水に溶け出すと、塩素と結びついて残留塩素を分解します。

アメを入れっぱなしにしない!

気をつけたいのは、アメを入れたままにしてしまうと、逆に糖分などで水が汚れてしまうということです。

すぐに取り除きましょう。

小さい容器でも金魚は飼える

スポイトなどで、小まめに掃除したり、水を取り替えてあげれば、丼ぶり茶碗でも飼うことが可能だということです。

実際に2年飼育している方もいました。

ノーベル VC-3000のど飴 90g×6個

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