スズメバチの新常識:ソレダメ!【2016/09/14】

スズメバチに関しての新常識をテレビで紹介していました。

白い服も黒い服も危険

白い服を着ていればスズメバチに襲われにくいという話を聞いたことがあるかもしれません。

しかし、これは間違いだそうです。

ハチの目から見ると対象物は「色のコントラスト(明るさの差)」で確認している。

背景より目立つ色が攻撃されるということ。なので、薄暗い場所では白い服は危険。

昼と夜に色の実験

白い風船と黒い風船を使って実験をしてみました。

昼間に2つの風船をスズメバチの巣の近くに置いてみると、

あっという間に、黒い風船がスズメバチに攻撃され割れました。

夜間に2つの風船をスズメバチの巣の近くに置いてみると、

あっという間に、白い風船がスズメバチに攻撃され割れました。

刺された時と刺されていない時で逃げ方が違う

ハチに刺された時、非常に恐ろしいものがある。それは「警戒フェロモン」。 スズメバチの毒の中に含まれている成分。ここに敵がいると、巣の仲間達に知らせる為の信号。多くのハチが集まり猛攻撃してくる。

・刺された時 → ダッシュで逃げる(※100メートルも離れれば警戒フェロモンは届かない)
・刺されていない時 → 身をかがめてゆっくりハチを刺激しないように離れる。

刺された時の対処法

スズメバチに刺された場合は応急処置が必要。

・傷口を流水でよく洗う。

 
・吸引器か手を使って毒を絞り出す。
→口で毒を吸うのはNG、口の中に傷があると毒が体内に回ってしまうため。

 
・毒を出したら虫刺されの薬を塗る。

 
・そしてすぐに病院に行く。

虫よけスプレーは効かない

虫よけスプレーはスズメバチには全く効かない。

製品の注意書きにも対象にハチは入っていない。

虫除けスプレーは虫の感覚を混乱させることによって虫を寄せ付けなくしている。
ただ、ハチに対してはその成分では十分な効果が得られないのだという。