ご祝儀などで、いざという時に必要となる「ピン札」。
しかし、手元には使用済みのお札しかなく、その日は土日で銀行が閉まっていて困ったりします。
そんな時、大根を使えば、しわくちゃなお札をピン札にできるそうなんです。
やり方
お札に大根の汁をつけて、200℃以下のアイロンをかけれるだけ!
実験
「これってアイロンをかけるだけでいいんじゃないの?」っと思われがちですが、
ここで、同じ程度のしわが入ったお札を使って実験してみます。
左側のお札には、大根の絞り汁をつけてアイロンをかける。
右側のお札には、何もしないでアイロンをかける。
見てみると、何もしないでアイロンをかけた方は、真ん中に折り目の線が入っているのに対し、大根の絞り汁をつけた方は折り目が消えています。
↓何もしていないお札
↓大根の絞り汁を塗ったお札
パリっとする仕組み
お札には強度を増すために元々表面にデンプンが塗られている。
通常、お札の表面のデンプンは固くなっている。
しかし、大根の「酵素」が働くとデンプンが柔らかくなる。
そこに、アイロンをかけることで、デンプンが「のり」の役割をしてパリっとなるのです。