お金が入っていることもある!?バルーン状の巨大風船が飛来:ビビット【2016/10/31】

最近、日本の各地に巨大風船が飛来しているという話です。

巨大風船

巨大な風船が見つかったのは、静岡県磐田市の沖合い。

保管されている市役所で実物を見せてもらうと、

それは、高さ8m、幅2mの巨大なビニール袋。

点滴の袋のようなものが付いていて、何か液体が入っている。

その隣には、黒い機械のようなものが繋がっている。

役所の人が言うには、

例えば点滴パックの中に水が入っていて、気球は少しずつカスが抜けて落ちていくので、浮力を戻すために点滴パックの水を少しずつタイマーの動作で落としていくとかして、浮力を一定に保つとか、そういうことなのかなと。

とのこと。

実はこの風船、今月に入り全国各地で、青森、秋田、山形、宮城、茨城、静岡など、少なくとも11ヵ所で見つかっている。

山形県天童市では、ガスマスクを着けた機動隊の化学班が出動、周辺が規制される騒ぎとなりました。

宮城県白石市に落下した風船は大きさが15mもあり、くくりつけてあった物には、ハングル文字が描かれている北朝鮮の金正恩党委員長の顔写真入りのチラシ。

韓国や日本で販売されているインスタントラーメンもありました。

使用されていた電池には「MADE IN KOREA」と、韓国製のものが使われていました。

反北朝鮮団体

韓国で以前、似たような風船を飛ばしたことがあるという団体がいた。

団体の名前は、「自由北朝鮮運動連合」。反北朝鮮の脱北団体。

代表に風船を飛ばしている目的を聞いてみると、

北朝鮮の住民に事実・真実を知らせるためです。
北朝鮮では韓国を地獄、北朝鮮を人民の楽園だと教えられました。
しかし、脱北者が命を懸けて韓国に来てみて本当に地獄なのか、それとも生きていくのに良い場所なのかを残された北朝鮮の住民たちに伝えるための風船とチラシなのです。

ということです。

↓日本語に訳すとこう。

代表によると、複数の「反北朝鮮団体」巨大風船を飛ばしていて、日本に飛来したものもそれらの一部だといいます。

風船にはいろんなものが付いていた

さらに、風船にはチラシだけでなく、1ドル紙幣や、韓流ドラマの動画の入ったDVDやUSBなど、北朝鮮人の気を引くようなものが入っていた。

なぜ日本に飛んできたのか?

韓国から北朝鮮に向けて飛ばしている風船がなぜ日本に飛来しているのか?

それは、今の時期、偏西風が吹いているので、日本の方角に流れてきているということです。