世界の困った選挙戦:新・情報7daysニュースキャスター【2016/11/12】

世界には色々困った選挙があるそうです。

オーストラリアの選挙

オーストラリアでは、投票は国民の義務になっている。

ただ投票の仕方が少し変わっていて、支持する政党を一つ書けばいいというものではない。

この大きい紙が投票用紙で、立候補者全員の名前が書かれている。

この中から、誰かを選ぶというわけではなく、この全員に順員をつけなくてはいけない

例えば、立候補者が70人いたら、1位から70位まで順位をつけて数字を書くということ。

全員分の順位を書かなければ、投票は無効になってしまうという。

ネパールの選挙

ネパールの1970年ごろの識字率は約10%で少ない。

そこで、字が読めなくても投票できるようにということで、各政党にシンボルマークを付けて投票することにした。

でも、問題は解決されなかった。

それはなぜかというと、似たようなシンボルマークが多くあったから。

さらに、年々、政党が増えているらしく、変なシンボルマークも登場しているそうです。

「便器」や「手榴弾」、「避妊具」のシンボルマークなんていうのもある。

パプアニューギニアの選挙

島国のパプアニューギニアは、投票箱を配るのが大変。

へき地には、ヘリコプターで配るが、その燃料代が出せなくて配れないこともある。

なんとか投票にこぎつけても、道路が舗装されてない場所も多く、投票箱の回収に時間がかかってしまう。数日かかることもある。

さらに、不正も簡単にできてしまうようで、投票数が人口を超えているというところもあったりする。