平成19年の日本の一年間の生活系ごみの排出量は、3405万トンといいます。
徳島県上勝町では、以前ゴミを野焼きしていたため、空気が汚れていました。
空気が汚れた結果、自然が失くなって次世代を担う子供たちに豊かな自然を残せないのではないかということで、自然を汚さない取り組みをしているという。
そこで町ぐるみで始めた取り組みが、「ゼロ・ウェイスト運動」。
上勝町では、住民が自らゴミステーションにゴミを持参し、45種類に分別して捨てています。
びんやかんだけでなく、素材ごとに細かく分類。
このように分別して捨てることで、ほとんどのゴミがリサイクルされるのです。
上勝町のリサイクル率は、なんと「79%」。(ちなみに、日本の平均は20%)
生ゴミは、すべて家庭で肥料などとして再利用しています。
リサイクルをしなければならないのではなくて、
そもそもゴミなど無駄浪費になるものを作らない社会が望ましいという話です。