お肉でよく聞く「A5」などのランク。
実はこのランクは、15種類ある。
A5、A4、A3、A2、A1
B5、B4、B3、B2、B1
C5、C4、C3、C2、C1
しかしこれは、C1〜A5という15段階のランクがあるというわけではない。
A、B、C のアルファベットは、「歩留等級(ぶどまりとうきゅう)」。
1〜5 の数字は、「肉質等級」。
を表している。
このABCの歩留等級は、消費者にはあまり関係はない。
業者の方にとっては非常に重要な意味をもつもので、
一頭の牛から取れる牛肉の量を表す。たくさん取れるものが「A」で、あまり取れないものが「C」となる。
肉質は1〜5の数字が重要で、肉質が良いものが「5」で、悪いものが「1」となる。
なので、「A5」「B5」「C5」で、肉質は同じ。
であれば、焼肉屋さんでの表示は「5」だけでいいのでは?という話ですが、
「A」という文字が、基準のトップだと勝手に判断している消費者のイメージを優先しているので残しているということです。