スマホ乗っ取り身代金要求!?「ランサムウェアウィルス」の実態:ビビット【2016/12/21】

ランサムウェアウィルス(身代金要求型ウイルス)がここ3ヶ月で急増しています。

不気味な画面が表示されると共に、スマホの操作が一切できなくなる。
(※以下の画像は全てサンプルイメージです)

画面には、警察のシンボルマーク?のようなもの。

そして、不気味なカウントダウンの表示が出てくる。

さらに犯罪者情報という項目に、なぜか自分の顔写真と名前が表示されていたのです。

この自分の写真は、スマホのウイルスがインカメラを起動させ、いつの間にか写真を撮っていたりする。

その画面の下には次のような文言が、

この通信装置で行われている違法な活動をトレースしました。
デバイス(スマホ)をロックし罰金を徴収することを決定しました。

全く見に覚えのない事態に、画面を消そうとボタンを押しても、再起動操作でもウイルス画面は消えません。

今年の夏から、日本でも被害が一気に急増し始めている「ランサムウェアウィルス」。

ランサム = 身代金

何が人質かというと、メール、電話帳、音楽ファイル、写真、動画など、スマホ内に保存されている全てのデータ。

その大切なデータを人質に、「スマホのロックを解除したければ、1万円を支払え」という要求をしてきたのです。

結局、犯罪とわかっても、ウイルスを駆除することができず、大切なデータが全て消えた人もいるといいます。

特徴

どうやって感染するのか?

・非正規アプリをダウンロード
・古いアプリの欠陥をついて侵入
・メールの添付ファイルを開く
・不正なサイトや広告を開く

潜伏期間があるので、いつ、どこで、感染したかがわからない。感染させるアプリなどから大本を辿りずらくしている。

予防や対策

・公式サイトのアプリ以外はダウンロードしない。
・覚えのないメールの添付ファイルは開かない。
・スマホにもウイルス対策ソフトを入れる。