見えないものが見えてくる!記録をとる可視化の手法:大人のピタゴラスイッチ【2016/12/30】

過去の記録を重ねていくことで、見えないものを可視化できるそうです。

自動ドア

こちらの自動ドアは、上にある赤外線センサーを使って、人が近づいてくるのを感知しています。

では、どの範囲まで感知できるのかを可視化します。

この先端に赤い玉がついた棒を持ち、ドアにゆっくり近づいていくと、ドアが開きました。

今、センサーがこの赤い玉を感知したということです。

画面上に赤い玉の部分を残し、全く別の方向から近づくと、また別の位置で開きました。

これを何度も繰り返し、ドアの開いた場所の赤い玉を記録していきます。

視点を変えるとより立体的に見えてきます。およそ100個の玉を残すと、センサーを頂点とした三角形の広がりが見えてきました。

自動ドアのセンサーはこのような形で物が近づいてくるのを感知していたのです。

飛行機

空港に着陸する飛行機は、みな同じ直線を通ってきます。

角度を変えて見てみると、右側に着陸する飛行機。

軌跡を残して見てみると、違うラインを辿ってきても、ある地点からは同じラインを辿っていく。

左側には離陸する飛行機。

離陸する飛行機の方はもう少し自由に飛べるようです。