今日は「建国記念の日」です。祝日に関しての話がありました。
祝日とは?
国民の祝日に関する法律「祝日法」。
第1条
自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。
日曜日は普通の休日だと思っていますが、キリスト教の人にとっては安息日で、神様に感謝する日。そういう意味で単なる休日ではなくて、祭日であり祝日である。
Holiday「国民の祝日」 = Holy Day 「聖なる日」。
建国記念の日
2月11日 建国記念の日
意義:建国をしのび、国を愛する心を養う日
「建国記念日」ではなく、「建国記念の日」だそうです。
この「の」がつく理由は、正確な建国の日がわからないからだとか。
祝日の意義と由来
文化の日(11月3日)は、明治天皇の誕生日。
海の日は、明治天皇が無事に鉄の船に乗って帰ってきた日。
勤労感謝の日は、戦前の新嘗祭(その年に取れたお米などを神様にお供えして感謝をして皆で頂く)の日。
16個ある祝日のうち半分ほどは、なんらかの関係で皇室と関係のある祝日。
体育の日は、東京五輪の開催日。
等々、それぞれの祝日には意義と由来がある。
ハッピーマンデー
「◯月の第◯月曜日は祝日」という通称「ハッピーマンデー」がある。
祝日は誕生日だからなどと、日付が固定されていたので覚えやすかったのが、今や毎年変わるので覚えづらくなっているものもある。
さらに、本来の祝日の意味も失っている。
これには、月曜日を祝日にすることによって、土日月の3日連休を作り、泊りでどこかに出かけるなど、国民が休んで消費を増やして内需を拡大しようという政府の狙いもあった。
アメリカに倣っているというところもある。
3種類の祝日
祝日は大きく3つに分類されます。
・祭日(祖先や自然などの神々に感謝する日)
・祝日(国家的な感謝の日)
・祝日(国民的な祝福の日)
その中でも、元旦や、憲法記念日、天皇誕生日など、動かしてはいけない祝日もある。