ラーメンをレンゲで食べると太りやすい!?:林先生が驚く初耳学【2017/04/02】

ラーメンを食べる時、スープを飲むためにレンゲを使いますが、これは太りやすい食べ方だという話です。

ポイントはスープに含まれる油の量

ラーメンの油には動物性脂肪が多い。

動物性脂肪は体内に入ると中性脂肪に変わりやすく、ラーメンの油を多く摂ると太りやすくなる。

そこでスープを、

・レンゲを使用して飲んだ場合
・器から直接スープを飲んだ場合

で比較してみる。

この時、体内に入る油の量が違います。

レンゲを使ってスープを飲み摂取した場合の油の量を199mg とすると、同じ量のスープを直接器から飲んだ場合の油の量は29mg だった。

レンゲで飲んだ場合は、スープと油が全て口に入り飲み干すことになりますが、

直接器に口をつけてスープを飲むと、唇が表面に浮いた油をせき止める役割を果たし、スープだけが口に入る。

さらに油の質量はスープより軽いため、器が斜めに傾くと油が口元から遠ざかる仕組みになっています。

つまり同じスープの量を飲む場合、レンゲを使うと油を多く摂ってしまい、太りやすくなってしまうのです。

なお、スープを全部飲み干してしまうと同じなのでご注意ください。