Perfumeのライブパフォーマンスがすごい理由:関ジャム【2017/04/02】

Perfumeのライブパフォーマンスがすごい理由を紹介していました。

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ダンスがシンクロする秘密

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星野源が踊る恋ダンスや、椎名林檎、BABYMETAL など数多くの振り付けを担当してきた 、Perfumeの振り付け担当のMIKIKO さんによると、

MIKIKO「本番直前まで遠隔操作で映像を1コマずつチェックしている。リハーサル映像を動画で送ってもらって、揃ってない箇所を一時停止して、スクショ(静止画像)して、『ここの位置のこの肘の角度もっと合った方が良さそう』みたいなLINEのやりとりが本番までに行われて、本番を迎える」

たとえ離れた場所にいても映像で本番ギリギリまでチェックしている。

振り付けを覚えて1日寝かせる

1曲の振り付けを2〜3時間で覚えるというPerfume。

あーちゃん「振り付けを覚えて、踊れたか踊れたかわからんけど、その日は寝る。一晩寝かせて、それで入って次の日やったら踊れるところは踊れるし、わからない所は明確にわかる。何がわからなんのかがわからんじゃないですか。それが明確にわかるようになって頭に入りやすくなる」

体が楽器の役割をする

Perfumeは、体が楽器の役割を果たしているので、体と音楽が超細かくシンクロしている。

MIKIKO「3人が振り付けを踊ることで、その曲を演奏して見えるようにというのを心がけていて、特にPerfumeはライブでバンドがいるわけでもなく、3人が歌って踊っていることしかない。例えば肘はドラム、体は声をとっていてみたいな感じで、体が楽器として演奏しているように見えたらいいなと思っています」

振り付けが歌詞ではなく、伴奏の音に合わせて展開している。

体で音楽を表現しており、音一つ一つに合わせて振り付けが決まっていて、ズレても細かく修正が可能になる。

3人の声のシンクロ

MIKIKO「撮影現場で3人が声を収録をしている時に、すごくシンクロしていることに驚くんです。声を発するタイミングとか、『じゃあ、次高い声でやってみようか』と言った時のニュアンスとか、3人の声がどうハモるとどう聞こえるっていうのを3人しか分からない何かがある」

靴のヒール

キレのあるダンスは靴の「ヒール」に秘密がある。

Perfumeといえばヒールを履いてダンスをするのが特徴。

MIKIKO「ヒールを履いた方が脚も美しく見えるし、引き上げの筋力とか、脚の筋肉もお尻の上がり方も違う。彼女達はヒールを履く方が綺麗なんだったら履くっていうシンプルな考えでやっている。ヒール筋が付いている彼女達だからこそ、履いている方が軽快にステップを踏めたりするのかなと。靴擦れだらけだし痛いことしかないと思う。『最後脚が笑っちゃって』とか、『脚が痺れて感覚がなかった』なんてことは当たり前なんだと思う。プロのダンサーからしても、『あんなことできない』と思って尊敬してます。」

あーちゃん「いい革で作ると柔らかすぎてダメで、外側はスウェード生地で、中側はスウェードの裏側になることで滑り止めになる」

のっち「伊勢丹さんとコラボして完璧なPerfumeのヒールを作った、一般でも2万円くらいで売ってます」

あーちゃん「ヒールは足先がつまっていくイメージがあるんですけど、指が重なるみたいな。けどこれは、指が指としてちゃんと広がって立てるんで」

ねぇ

ねぇ

2010年のシングル「ねぇ」では、ヒールで激しいステップを踏む振り付け。

あーちゃん「ヒールで脚を蹴っちゃったりして、終わった時には『終わったー』ってすごく笑顔で」

衣装のヒラヒラ

ダンスがシンクロしている秘密は、衣装のヒラヒラにもある。

あーちゃん「ジャニーズでも腰に長い衣装を付けてる時ありますよね、ロングコートみたいな。あれって動きが回転した時に付いてくるみたいな。振りが大きく見えるし、プラスちょっと間違えてもちょっと誤魔化せる。他の大きなものに目が行くから」