中国・河南省・鄭州市の 耿康力(コウコウリョク)さんという方が、新しい形の自転車を開発したそうです。
この自転車を見てみると、足で踏み込むペダルはなく、
ハンドルを前後に動かすことで、前に進むという原理で、サドルもそのハンドルの動きに合わせて前後にスライドします。
力を入れないと前に進まないので、かなりの運動になります。
主に下半身しか動かさない一般の自転車と違って、全身の運動ができて、しかも移動手段として使えます。
開発のキッカケはテレビでのボート観戦。自転車に全身を動かすボートの動きを組み入れようとしたのです。
そして、改良を重ねて特許を取得。
この自転車を毎日漕ぐことで、首や腰の痛みもなくなったといいます。
しかし、生産してくれる企業はまだ見つかっていません。
希望価格は日本円で約2万円で、中国の一般的な自転車の価格に比べて約2倍以上しますが、フィットネスでの需要はあると確信しているそうです。