学校のクラス替えってどうやって決めるの?:モーニングショー【2017/05/11】

ほとんどの人が経験したことがあるであろう学校の「クラス替え」。

でも、あれってどうやって決めているんだろう?と思う人も多いはず。

その手法を、教育評論家の尾木さんに聞いていました。

(↓以下はあくまでも1つの例です)

まず、その学年の生徒全員の「個人カード」というものを作ります。

顔写真」と「名前」と、数字は5科目(国語、英語、数学、理科、社会)の5段階評価の総合点

↑こちらの生徒の場合、数字の25はオール5という意味になります。

・まず成績ごとにクラスを振り分けていく、クラスごとの学力が均等になるようにして、たたき台を作ります。
・次にポイントになってくるのが、右下にある「L、M、P、S」。

これは、それぞれの特徴を表している頭文字になります。

L(リーダー)
M(問題行動)
P(ピアノ)
S(スポーツ)

問題行動(M)がある生徒のいるクラスに、リーダー(L)をあてがえて、仕切ってもらおうという狙いもあるそうです。

合唱コンクールなどで、クラスに1人はピアノ(P)の伴奏ができる子がいるのは偶然ではなかったようです。

体育祭などで平等になるようにスポーツ(S)ができる子がいる。

これに加えて他にも、

お調子者や引っ込み思案な子の割合が偏らないようにしたり、モンスターペアレントの親が集まっているところはバラけさせるなど、

いろいろやっているそうです。