向かってくる人だけを認識してドアを開ける自動ドアセンサーをオプテックスが開発したそうです。
この自動ドア、ただ前を横切るだけでは開かないのです。
大勢の人が歩いている時でも、向かって来ている人だけを感知してドアが開きます。
センサーの横にカメラがついていて、その映像から画像処理を行い人の形を認識します。
一度で70人まで認識することができるそうです。
通常の自動ドアは赤外線で人が「いる」か「いない」かだけを判断しています。
そうすると、前を横切るだけで、開く必要がない時でもドアが開いていしまうことがあります。
今回のものは、画像認識で方向を感知して、向かってきた人だけに反応して開くということが可能です。
もう一つの特徴は適切なタイミングでドアが開くということ。
例えば、急いでドアの向こうに駆け込もうとした場合、通常の自動ドアだと開くタイミングが遅くドアにぶつかりそうになることがあります。
しかし、今回の場合は、向かってくる人のスピードも感知できるため、ちょうど良いタイミングでドアが開くということです。
まるでホテルのドアマンのような自動ドアセンサー「e スムースセンサー」。
街中で見かける日も近いかもしれません。