画期的な3輪自転車を開発している人がいました。
大阪の杉本町で出会ったのが、大阪市立大学の中にある高齢者向けの自転車を開発する会社「ケイズ技研」。
この会社の稼農(かのう)社長が、3輪自転車の開発をしていました。
「アオバ自転車店へようこそ!」というコミック本で、取り上げられたこともありました。
以前、親子3人が乗った自転車が転倒する場面に出くわしたことがあるそうです。
その体験をキッカケに、転倒しない自転車として、開発されたのが↓こちらの3輪自転車。
カーブを曲がる時に、遠心力で外側に負荷がかからないよう、自転車が斜めになる機構を開発しました。
介護が必要な方が前に座って、介護する方や家族の方が自転車をこぐという仕組みです。
この製品は、既に世界11か国で国際特許もとっているそうです。
自転車のペダルを踏んでこいでいるので、免許証は必要ありません。
前に座る方が降りる時もスムーズに降りられます。
この3輪自転車は、愛知にある専門メーカー「豊田トライク」とコラボしてできた自転車で、2017年秋に発売が決定しています。