先月(2017年5月)中旬から、アパレル業界で初となるサービスが始まりました。
お店の入り口に置かれた、色鮮やかなショッピングバッグ。
実はこれ、ただのバッグではありません。
店員に対して声をかけないで欲しいと伝える「声かけ不要バッグ」なのです。
このバッグが生まれたキッカケは、お客様アンケートに書かれた接客に関する回答からでした。
・買ったんだけど接客はしてほしくなかった。
・接客がしつこかった。
など、接客に対するマイナス意見。
こうしたお客のニーズに応えるため、アーバンリサーチは、全店舗の約1割にあたる22店で試験的な新サービスを実施。
このバッグを持っていても、お客さんから店員に話かけることは可能です。
店員の声かけに関するあるアンケートでは、声をかけてほしくないという人が、84.7%もいました。
その一方で、このバッグに対する否定的な意見もあり、賛否両論あるようです。
「声かけ不要バッグ」は あり!という賛成派
・声かけられると買う気をなくすからありがたい。
・これはうれしい店員に結構ですって言いづらい。
・店員に用があるならこちらから呼ぶ。
・美容院やタクシーでも雑談不要のカードとか導入してほしい。
「声かけ不要バッグ」は なし!という反対派
・買うかどうかわからない人はこれを持つこと自体面倒。
・持ってないと「声かけまくりOK客」みたいじゃないか。
・「不要です」ってわざわざアピールするのも失礼と思って持てない。
・お店に来た人が全員持ってたらスタッフの立場はどうなる?