中国で警報機を製作している浙江ライオンキング(菜恩克)というメーカー。
そこで、最近特許を取ったのが「世界最大の警報機」。
スピーカー部分は、縦3メートル、横2.6メートル と巨大。
この警報機を街中で鳴らすとパニックになるため、海岸で海に向かってテストしてみると、
30メートル離れた場所で計測した騒音計の数値は、約130デシベル。
これはジェット機のエンジンを至近距離で聞いた音と同じだそうです。
では、この音はいったいどこまで届くのでしょうか?
約10キロメートル離れた場所にもハッキリとした音が届きました。
これだけ、大きな音だと窓ガラスなどが割れたりしないか心配になりますが、
メーカーによると、
この警報機は一般的なガラスが割れる周波数とは違った周波数だから割れない。
とのこと。
希望価格は、約2000万円。ちなみに、研究費は10年間で約8000万円。
この警報機は、2008年の四川大地震を受けて着想したそうで、中国の地震局や、インドネシアやバリからも問い合わせがきているそうです。