警察官が無断で横断歩道を設置したという話:VOICE【2017/09/08】

兵庫県相生市にある↓こちらの横断歩道。

一見何の変哲もありませんが、

相生警察署交通課に勤務する男性巡査部長(56)が公安委員会の決裁文書を偽造するなどして業者に発注し無断で設置。

さらに↓こちら、上郡町ののどかな山あいの道路にあるセンターラインは違法に整備されたものだといいます。

正式な手続きを経ずに作られたのは、相生市と上郡町の横断歩道6か所、センターライン2か所、一時停止線1か所の合計9か所。

調べに対し、男性巡査部長は、

前任が定年退職した後、1人だけで手続きを本部に上げるのが不安で放置してしまった。

と話している。

設置した横断歩道などは、もともと住民らの要望に基づくもので現在は全て正式に認定。

現在、工事業者には、設置にかかった工事費など約170万円が未払いのまま。

この巡査部長は虚偽公文書作成などの疑いで書類送検され、今日(2017年9月8日)付けで依願退職しました。