普段、私たちが食べている「カボチャ」。
日本人に、これを英語でなんというか聞いてみると、「パンプキン」と答えがちです。
しかし、これは間違いなのだそうです。
外国の方に、同じように聞いてみると、「スクウォッシュ(squash)」と答えていました。
そもそも、「パンプキン(pumpkin)」とは、
皮がオレンジ色のカボチャのことで、主に飼料用や観賞用などで使われます。
普段、日本人が煮物などで食べている食用のカボチャとは違う種類なのです。
では、なぜ「パンプキン」が一般的になったのでしょうか?
実は、大正時代で日本に入ってきていた「パンプキンパイ」や「パンプキンスープ」など、料理名で出てくることが多かったため、
「パンプキン = かぼちゃ」という図式が、日本語の中で成立してしまったのではないかという話です。