日本初の地下鉄といえば、1927年(昭和2年)に開業した東京の銀座線。
上野から浅草までの2.2kmを5分かけて走っていました。
1925年(大正14年)、今から92年前の地下鉄の工事では、
深さ約9m ✕ 長さ2.2kmを、地上からツルハシやシャベルを使って掘っていました。
わかりやすくいえば、大きな溝を掘るようなイメージです。
そして、掘った上から鉄板でフタをしていました。
地下鉄の工事で、1日に進む距離は約3mぐらい。
現在では、この銀座線は渋谷まで延長されて、地上に最も近い地下鉄の路線となり、他の地下鉄は全て銀座線の下にあります。
地下の断面図を見てみると↓こちらのようになっています。
このように横から見ると、地下鉄銀座線で渋谷駅が地上に出ている理由がわかります。