先週の金曜日(2017/10/27)、和歌山市にあるマンションの9階(最上階)から、植木鉢やレンガなどが駐車場に投げ落とされました。
落下物の中には自転車もあったということです。
車や人に物があたるという被害が出ています。
翌朝、駐車場を見てみると、
フロントガラスが割れていたり、ボンネットが凹んだりしていました。
↓こちらが、実際にマンションの9階から落ちてきたという自転車。
後輪が歪んでいるのが衝撃の強さを物語っています。
さらに、2m近いサーフボード、材木、植木鉢、石のブロック、金属、焼酎のペットボトルなどまで落ちてきました。
マンションの住人によると、
夜中10時頃に突然、50代くらいの男性の叫び声が聞こえて、ものがベランダから投げ落とされ、その行為が1時間続いたといいます。
9階という高さから落とされたため、その衝撃で跳ね返って車に当たったものもありました。
人や車十数台に衝突したといいます。
↓こちらが、隣の部屋から突入した跡です。
警察はベランダの仕切り板を破り、7人ほどで突入したといいます。
ベランダを見てみると、横倒しになった木の棚、パソコンの本体、ハンガーなど、いろんな物が散乱していました。
物を投げた男性が引っ越してきたのは5年ほど前、近隣トラブルはなかったといいますが、
つい最近になって異変が。
1週間前くらいから奇声が聞こえたり、壁をどんどん叩く音が聞こえるようになったといいます。
男性がなぜ物を投げていたのか、動機はわかっていません。
警察は男性に責任能力があるかどうかを含めて調べを進めています。
車が廃車になって70万円かかってしまうという被害者も出ていますが、
今回のケースでは「飛び石」や「ひょう」などと同じで落下物や飛来物にあたり、車両保険が適用されるそうです。