最近ではあまり使わなくなった?竹の「ものさし」。
それについている溝があります。
この溝はいったい何に使うのでしょうか?
実は、筆で直線を描く時に使います。
別売りの「ガラス棒」というものを使って、筆と一緒にしてお箸を握るように手で持ち、ガラス棒を溝にひっかけながら筆で線を描きます。
もし、直接ものさしに沿って線を描いてしまうと、
紙がにじんでしまったっり、ものさし自体が汚れてしったりします。
箸文化のある日本ならではのアイデアでした。
ちなみに、↓こちらのプラスチック定規と竹のものさしの違いは、
ゼロの表示位置で、ものさしは端がゼロに対して、定規は途中からゼロが表示されています。
用途としては、
ものさしは、長さを測るのが主な目的。
定規は、線を引くのが主な目的。
だということです。

KAWAGUCHI MBS竹尺 太 30cm TK42-043
- 出版社/メーカー: KAWAGUCHI(カワグチ)
- メディア: ホーム&キッチン