文京区税務課の封筒が派手だという話:スッキリ!【2017/12/04】

ある封筒のデザインが派手だと話題です。

鮮やかな、ピンク、緑、黄色で波模様が描かれた封筒。

現在、文京区の税務課が使っているものです。

役所の封筒としては派手過ぎるとSNSで話題となっています。

・なんだこのカラフルなやつは・・・w
・いやでも目に付くデザインだ・・・
・色のセンスやばいな

なぜ、このような封筒を作ったのでしょうか?

文京区の税務課によると、

極力目立つ物でお客様(区民)に開いていただけるような、そういったものを作ってみようということで、あのような色に至った次第でございます。

とのこと。

この封筒で届くのは税金に関する緊急の通知です。

必ず気づいてもらうために、あえて派手なデザインにしたということです。

3年前(2014年)までは「白い封筒」だけでした。

ところが区民から、

わかりにくい!もっと目立つ物で出してくれたら払えたのに!

という意見がありました。

白い封筒だと他の郵便物に紛れて、捨てられたり放置されてしまったこともあったといいます。

そして、2015年、封筒を目立たせる会議を行いました。

目立たせるためには、まず色を変えようということで「真っ赤」な封筒を作成。

ところが、戦争時の赤紙を連想させるという区民からの意見があったといいます。

そこで、カラーバリエーションに、「オレンジ」と「黄色」を追加しました。

これが一定の効果があったそうで、去年(2016年)に作った第4段が「黒色」でした。

しかし、黒色に銀の文字だと死を連想させるという区民からの意見があったといいます。

その後、色だけでなくデザインも目立つようにと、「ピンクと白のストライプ」の封筒を作りました。

そして、今年(2017年)、新しく取り入れた「鮮やかな波模様の封筒」が作られたということです。