スーパーボイス!滑舌のイイ勝負声の作り方:Rの法則【2017/12/26】

滑舌のイイ勝負声の作り方を紹介していました。

滑舌を良くする話し方

・ステップ1「母音」

まずは、母音の練習。

あ段 あかさたな はま柔らかい頭 たまたま はたまた まだまだか?
い段 1日1日 地味に 地道でも イキイキ粋に 生きていきたい
う段 美しくかつ つつましく強く
え段 エベレストでエレベーターストップ
お段 怒られても 怒られても 起きろ!

これを 母音の口の形を意識しながら発声する。

・ステップ2「さ行」

さ行のポイントは「前歯」。

前歯を見せないで話すと、くちびるが息をさえぎってしまうので、こもった音になってしまう。
一方、前歯を見せて話すと、息がさえぎられないのでハッキリ聞こえる。

・ステップ3「ら行」

ら行のポイントは「」。

「あいうえお」を言うよりも「らりるれろ」と言うときの方が舌が動く。

舌をあまり動かさないで話すと音がにごる。
舌を大きく動かせばハッキリ聞こえる。

滑舌を良くする体操

・ぐるぐるベロ体操

やり方は、口を閉じて舌を回転させるだけ。

この体操をすると、口の周りの筋肉が鍛えられ滑舌がよくなる。

・割り箸を使った体操

唇で割り箸をはさみながら、言いづらい言葉を何度も言う練習をする。

「つつましく強く、つつましく強く・・・」

すると、割り箸を取って、普通に喋った時にハッキリ言えるようになる。

エゴエで話す

エゴエ = 笑顔で話す声

口角をあげて笑顔で話すと自然と高い声になり印象がよくなる。

耳に心地よい音階

しかし、一番高い声で話せばよいかというと、そうでもない。

あまり高すぎる声で話すと、悲鳴のようで不快に聞こえる。

耳に心地よい周波数は、300Hz〜400Hz

一番良い音の高さは「ソ(380〜400Hz)」から「ファ(340〜360Hz)」の間くらい。

「サザエでございます。ありがとうございます。」

このように、「サザエでございます」というくらいが、ちょうど「ソ」や「ファ」の音に近いと言われています。