誰でもできる簡単なマジック(手品)を紹介していました。
まず、色付きのペン5色くらいと、紙を用意します。
マジシャン「私は後ろを向いていますので、好きな色を使って紙に丸を描いてください。描けたらペンは元の位置にしまって、紙は裏返して描いたものが見えないようにして下さい。」
相手「はい」
(相手は、青色のペンで丸を書きました。)
相手「描きました!」
(後ろを向いていたマジシャンが振り返る。)
マジシャン「今から嘘を見破り、描いた色を当てます!『この色ですか?』と5色のうちどれを使ったかを聞いていきますので、全部『いいえ』で答えてください。」
マジシャン「(黄色のペンを見せて)この色ですか?」
相手「いいえ」
マジシャン「(青色のペンを見せて)この色ですか?」
相手「いいえ」
マジシャン「(ピンク色のペンを見せて)この色ですか?」
相手「いいえ」
マジシャン「(赤色のペンを見せて)この色ですか?」
相手「いいえ」
マジシャン「(緑色のペンを見せて)この色ですか?」
相手「いいえ」
マジシャン「あなたは嘘をつくのが下手ですねー。わかりました!あなたが描いた丸は『青色』ですね!」
相手「えっ!当たりです!すごーい!なんでわかったの?」
いったいどうなっているのでしょうか?
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どのペンにも大抵、胸ポケットにさすようなグリップがキャップに付いています。
このグリップの位置を5色のペン全部で、わかりやすいように同じ位置にしておきます。
相手が丸を描いた後にグリップを無意識に戻すと、この位置がズレるので、「この色ですか?」と相手に聞く時にその位置がズレていないかを確認すれば、どの色を使ったかがわかります。