↓このような感じで、棒に引っ掛けたヒモで金タライを吊るしている状況があるとします。
ここで、手からヒモを放すとどうなるでしょうか?
このままだと、タライがそのまま落ちてしまいますが、ここで、箸置きくらいの小さなものをヒモの先に結んで付けます。
そして、箸置きを吊るしたヒモを離すと振り子運動が始まります。
振り子は、最初の位置から高さが最も低くなる位置までは加速を続け、そこから元の高さまでは減速を続け、
元の高さに達した時に速度はゼロになり、元の位置より高く上がることはありません。
しかし、箸置きを結んだヒモは振り子運動と同時に、タライに引かれているので、スピードが加速し、振り子が手を放した高さに達してもスピードは持続するので、箸置きが高く上がり棒に巻き付くのです。
ヒモが棒に巻き付くことで摩擦力も増し、ブレーキになるので、タライが落ちないのです。