Yシャツなどのボタンに関する疑問を調査していました。
シャツの一番下を見てみると、
穴がないのに、ボタンが1、2個付いているものがあります。
いったいこれは何のために付いているのでしょうか?
現代では、「替えのボタン」として使われていますが、
ヨーロッパでは19世紀初頭まで、シャツは男性用下着として使っていました。
専門家のアドバイスの元、昔のシャツの形を再現してみることに。
↓こちらのシャツの後ろの裾はやや長めの仕上がり、
一番下を見てみると、ボタンの穴がありました。
これを試着してみます。
↓こちらが前の一番下にあるボタン。
この前のボタンを下にして、先ほどのボタン穴を股の下を通して前にもってきて留めます。
こうして、上下一体型の下着として着用します。
前から見ると↓こんな感じ。
後ろから見ると、↓こんな感じです。
つまり、赤ちゃんのロンパースのような作りだったということです。
疑問だった現代のシャツの一番下のボタンは、その時代の名残りと言われています。