マンションの前に、ペット焼却炉の設置計画が突如浮上して住民が困惑しています。
場所は大阪堺市、去年(2017年)7月、築16年の分譲マンションの前に「ペット焼却炉設置計画地」と書かれた看板が設置されました。
分譲マンションの入り口横の約30平方メートルの土地に、ペット焼却場を設置するという計画です。
この土地は、マンションとは別の不動産会社の所有地になります。
マンションの住人によると、
・煙でやっぱりにおいもついちゃうと思うし・・・、ちょっと嫌やなって気持ちになる
・普通は考えられへんけどね、マンションの前にできるのは
といった声がありました。
看板を設置した不動産会社の担当者によると、
・自分もペットを飼っていて需要があるのではないかと思った。
とのこと。
さらに、ペット焼却場の設置は自由で法律違反ではないと主張。
焼却場は、人間の場合は近くに学校が無いことなどの規制がありますが、ペットの場合は法律がなく、各自治体の条例に従うことになります。
例えば、東京都足立区の条例では、敷地境界から100m以内の住民に事前説明する義務があり、全住民に許可を得て建設へと至ります。
しかし、問題となっている大阪堺市にはこのような条例がなかったようです。