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自動車会社と理容室、生産性はどう違う?:オイコノミア【2018/03/14】

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自動車会社と理容室、この2つの生産性はどう違うのかという話がありました。


製造業である「自動車会社」は、世界中に車を売ることができる。

ライバルは世界の自動車メーカーということになる。

競争に負けたら会社が潰れてしまう。

だからなんとかして、仕事の効率を上げて、よい車を造ろうとする。

だから生産性は高くならざるを得ない。

一方、もし、町に「理容室」が1軒しかなかったら、競争は生まれません。

それは、サービスという商品に特徴があるからだと考えられます。

例えば、自動車会社の場合、車を「生産する場所」と「消費する場所」が違ってもかまいません。

しかし、理容室の場合、サービスの生産と消費が「同じ場所、同じ時間」になります。

また、自動車会社は製品の在庫を持つことができますが、理容室はそれができません。

そのため、自動車会社は世界中の同業者が競争相手になりますが、

理容室はお客さんがその地域に限られるため、競争相手が少なくなります。

もし、町に理容室が1軒しかない場合は、独占的にサービスを提供することになる。

そういうお店や会社は潰れる心配がない。

経営努力をあまりしなくてもいいということが起こるかもしれない。

そういった理由で、サービスの質を考えても、生産性が低くなってしまう。

例えば、たくさんのカフェで溢れている都会では、コーヒーを注文して出てくるまでに10分もかかるとイライラするが、

地方にある喫茶店で、コーヒーを注文しても10分は待ててしまうのには、先のような理由があるからかもしれない。


(自分の家の近くには、徒歩10分圏内に美容室が10軒以上もある。そういう場合は、逆に競争が激化して生き残ることが難しくなるが、サービスの質は向上するのかもしれない)

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