「ペニーファージング」とは、1870年代のイギリス発祥の旧式自転車。
前輪と後輪のサイズの違いを当時の硬貨「ペニー」と「ファージング」に見立てています。
前輪を大きくすれば、一漕ぎで進む距離が伸びるという理屈で、この形となりました。
乗る時は、後ろに付いているバーに片足をかけて乗ります。
ブレーキはついておらず、ペダルとタイヤがくっついているので、間違って急に漕ぐのをやめてしまうと、ひっくり返ってしまいます。
このペニーファージングを後世に残そうと、オーストラリアのタスマニア島にあるエヴァンデールという町では、36年前(1982年頃)から毎年スピードレースが開催されているそうです。