依頼内容
最近、ある驚愕の話を耳にしました。人間は皮膚呼吸をしていないというのです。私は48年間、皮膚呼吸をしていると思っていました。私の周りでも多数の人が皮膚呼吸をしていると信じています。そこで、自らを実験台にして、人間は皮膚呼吸をしているのか確かめたいのです。実験方法は私なりに考えました。実験のお手伝いをお願いできますでしょうか?
調査開始
依頼者「僕の尊敬している人から電話がありまして、なんかの話をしている時に、『皮膚呼吸なんかしてないぞ!アレは都市伝説だ』と言われたんですよ。」
依頼者「48年間信じてきたことを、1分2分の電話で覆されちゃ・・・」
↓こちらは、依頼者が考えた実験方法
石田靖 探偵「顔出てますよ?普通に考えて!口で呼吸したらええやん?」
↓依頼者の説
人は皮膚呼吸をしていないのなら、長時間、土の中に埋まっていても苦しくならないのでは?
石田 探偵「皮膚呼吸してないなら顔出してたら、しんどくならんということや、何日でもずっとおれると。皮膚呼吸してたら長時間やると苦しくなる。」
(実験開始!)
完全に皮膚呼吸を出来ないように、依頼者の全身にラップを巻きます。
そして、首から下が埋まるくらいの穴に入ります。
依頼者「口と鼻だけでやってられますねー」
(埋まってから2時間後)
依頼者「オシッコがしたいんですけど、オシッコが出ないっすねー。圧力で出ないですねー、土の圧力で。」
依頼者「我慢できないけど、出ないみたいな」
石田 探偵「皮膚呼吸は?」
依頼者「苦しくないですねー」
石田 探偵「でも、顔苦しそうやん?」
依頼者「皮膚呼吸は苦しくないですけど、オシッコの方の苦しさが・・・」
石田 探偵「(オシッコ)やっていいって」
依頼者「許可の問題じゃないんですよ、出ないんですよ、穴が閉まってまして・・・」
依頼者「無理ですわ!ほんとに!出ないの!出したいのに!」
石田 探偵「もう、ちょっと、(医師に)聞こう!」
(電話で、ナイトスクープ医療担当の谷先生に聞いてみる)
石田 探偵「(依頼者が)土に埋まってても楽なんですよ。これどういうことなんですか?」
谷 先生「皮膚呼吸っていうのは、もともと人間の場合、ないんですよ。」
石田 探偵「人間は皮膚呼吸はしないんですか?」
谷 先生「はい」
石田 探偵「人間の皮膚呼吸は0%ですか?」
谷 先生「生命活動に必要とする皮膚呼吸もないと思っていただいて結構ですわ」
石田 探偵「わかりました!」
「人間は皮膚呼吸をしていません」ということでした。