中学校の社会科と高校の公民の免許を持っているという芸人のアキラ100%さん。
彼が、昔の教科書は間違いだらけだったという話をしていました。
鎌倉幕府ができたのは「1192年」ではなく「1185年」だったとか、
リンカーン大統領は、リンカン大統領と呼ばれているだとか。
その中でも、気になったのが、キリスト教を日本に伝えたと言われている、
「フランシスコ・ザビエル」。
当時の教科書でよく見たことのあるこの絵は、日本人が描いたものでした。
絵の下の方を見てみると漢字も書かれています。
日本人が「ザビエルを後々こんな姿だっただろう」と描いた絵。
(当時の子どもたちが)少し禿げている人をザビエルなどといじっていましたけど、
これは「トンスラ」というカトリック教会で行われていた風習。
しかし、実は、ザビエルの所属するイエズス会では、この風習はなかったらしい。
もしかしたら、カトリックの文化を知った日本人が「髪がないんじゃないか?」と描いた絵です。
本当はザビエルはこんな人だったんだというのが、海外に絵が残っています。
↓こちらが、海外で描かれたフランシスコ・ザビエルの肖像(諸説あり)。
頭頂を見ると、禿げていません。トンスラがありません。
(でもよく見ると、ちょっとキテない?)