アメリカ村の防犯カメラが、来月いっぱい(2018年5月)にも撤去されることになったそうです。
以前は、シャッターの落書きなども多発していましたが、
10年前からの防犯カメラの設置で、犯罪も激減し、街の治安向上に貢献してきました。
防犯カメラの数は81台(警察が設置しているものを除く)。
アメリカ村では、年間で約260万円かかるそのカメラの維持費を9つの町会で負担していました。
しかし、先月、ある町会が維持費の約70万円を出せなくなりました。
アメリカ村の防犯カメラはすべての配線がつながっていて、1つの町会が撤去すると、村全体のカメラが使えなくなり、また配線を組み替えるには膨大なコストがかかるといいます。
他の町会で不足分の70万円を負担すこともできず、やむなく「一斉撤去」することになりました。
この話を聞いた、大阪市中央区役所の担当者によると、
維持していくお金を直接的に補助するのは大阪市の制度がない。アメリカ村というあの辺の地域だけのことではなく、中央区全体としてモノを見てますので、防犯カメラが必要なところはほかにもあります。
とのこと。
防犯カメラが撤去された後のアメリカ村は、また以前のような姿に戻ってしまうのでしょうか?