1970年から1990年に放送していたNHKの教育番組「できるかな」。
これに登場していた有名なキャラクター「ゴン太くん」。
彼は、番組が終了してからどうしているのでしょうか?
実は、ゴン太くんは、埼玉県の幼稚園に職員として再就職していました。
普段はケースの中に入っていますが、
園児たちの卒園式では外に出て、ゴン太くんの目には涙、手には卒業証書と、卒園バージョンになっていました。
他にも、節分の日には鬼になったり、クリスマスにはトナカイにも見えるサンタの格好をしたりして、季節ごとに園児を楽しませる仕事をしていました。
でも、どうしてゴン太くんは幼稚園に再就職したのでしょうか?
2008年、ゴン太くんの生みの親の枝常ひろしさんが勤めていた短大を定年退職。
ゴン太くんも同じく短大を去り、枝常さんの地元の幼稚園に再就職させてもらったのです。
子どもたちに人気があるのかと思いきや、世代ど真ん中で懐かしさのあまり、大人たちの方が興味津々でした。
ちなみに、東京港区にあるNHK報道博物館にいる「ゴン太くん」は、「できるかな」が終了した後に誕生した新しいゴン太くんだということです。