ビールでよく見かける「一番搾り」って何が1番なのか?という疑問がありました。
【2019年リニューアル】新・キリン 一番搾り [ 350ml×24本 ]
- 出版社/メーカー: キリンビール
- メディア: 食品&飲料
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ビールは麦をおかゆ状にしたものを絞った汁から造られます。
この時、最初に絞った汁、つまり一番目に搾った汁だけで作ったビールが一番搾りなのです。
「一番搾り」以外のほとんどのビールは、
一番搾り麦汁を搾ったあとの麦芽にお湯をかけて、さらに二番目の麦汁を搾ります。
それも合わせてビールにしていることが多い。
一番搾りを出したあとの麦はそのまま捨てるのではなく、二番搾りまで搾った残りかすに比べると、栄養価が高いので肥料や家畜のエサになっていたりしている。
ところで、一番搾りと二番搾りはどう味が違うのでしょうか?
二番搾りは、おゆをかけて搾る回数が2回ある分、ふやけた麦の皮から出たコクや苦みが含まれています。
一方、一番搾りは二番絞り麦汁を使っていないので、スッキリとした麦本来の味がします。
一番搾りは、麦の素材を最大限に引き出したいということで、一番搾り麦汁だけを使ったビールになっているのです。