800kcalのお弁当は、もしかしたら1000kcalかもしれないという話です。
そもそも、カロリーはどうやって算出されているのでしょうか?
それが、↓この「食品成分表」。
ここには、原材料ごとに、そのカロリーが表示してあり、
例えば、リンゴなら、100gあたり、61kcal。
砂糖なら、100gあたり、387kcal と載っています。
その数値をグラム数とかけて、それぞれを足していったものがカロリー表示です。
しかし、ここにカラクリがあるようです。
原材料は、産地・季節・部位によって、カロリーにバラつきがあります。
例えば、収穫された都道府県の違う2つのリンゴを比べてみると、46kcal と 59 kcal で全く違いました。
そこで、食品表示法によって、表示カロリーの誤差が ±20%まで認められています。
お弁当に入っている食品のカロリーを全部足して、許容差の範囲とされる20%を引いたカロリーを表示しても法律的には問題ないということです。
1000kcal ー 200kcal(20%)= 800kcal
ちなみに、摂った方が良いとされる「鉄分」は、+50%まで許容差の範囲とされています。
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