バスの時刻表は守れないように作ってあるという話:初耳学【2018/05/13】

日本で、年間のべ44億人が利用するというバスですが、

バス停で待っていても、「バスがなかなか来ない」「時刻表よりも何分も遅れて来る」なんていう経験ありませんか?

みなさん、バスが遅れることを見越して行動している雰囲気さえあると思います。

しかし、バスの時刻表はそもそも守れないように作ってあるという話です。

例えば、↓こちらのあるバス停の時刻表。

「06分、26分、46分」と書いてあります。

そして、↓次のバス停(350m先)の時刻表は、この時刻よりも遅くなっていないといけないはずですが、

「06分、26分、46分」と、なんと、同じ時刻が書かれていました。

距離の離れた2つの時刻表が全て同じ。

これでは絶対に時間を守れません。

なぜ、こんな時刻表になっているのでしょうか?

実は、そんなに難しいことではありません。

お客さんの心情として、何が一番困るかがポイントです。

バスの運転手さんは普段こんなことに気をつけています。

(バスが)遅れる分には待ってられる。しかし、先に行かれたら、(お客が)時間に合わせて来てもバスが行ってしまっている。

この「早発」が一番やってはいけないことなのです。

路線バスは、法律で「時刻表よりも早く発車してはいけない」ということが決まっています。

この早発を防ぐために、意図的にこのような時刻表に設定されているということです。

しかし、そんな時刻表にしなくても、早くバス停についた場合、待機して時間を潰せばいいのではないでしょうか?

その理由は、もし、バスが長く停車していると、後ろに渋滞ができてしまう恐れがあるからなのです。