「公共のトイレで、使用後はフタを開けておくのか?閉めておくのか?」という話がありました。
この質問をしていた35歳の女性によると、
たまにフタが閉まっている個室に当たると、なぜ前の人はフタを閉めて出たのだろう?汚いフタを触って開けないといけなくてつらいと感じておりました。
とのこと。
この方は、「フタを開けておく派」で、不特定多数の人が座る便座に接するフタを触ることに抵抗があり、普段フタを開ける時は、トイレットペーパーを手に巻いて開けているそうです。
なので、自分がフタを閉めると、次に使う人に迷惑なのではないかと思っているのだとか。
街の人の意見も分かれるようです。
閉める派
・ノロウイルスとか流行った時に、フタはやっぱり閉めといた方がいいなと思って
・フタが付いてるんだから閉めればいいと思うし、閉めてあげるのが優しさ、気遣いかなって、入った時に閉まってればうれしいかな
・次の人に、ちゃんと終わりましたよっていう挨拶というか、合図になるのかなと思って
・物を落とした時に困る
閉めない派
・次の人がとてもトイレを急いでいた時に、フタが閉まっていると、ひと手間かかるので、開けたままの方がいいのかな
・なるべく外だと閉めたくない。家だと閉めるけど、外はたくさんの人が使うからあまり触りたくない
・前の人が閉めてないままだったりする場合が多いので、自分もそのまま閉めなくてもいいかなと思ってそのままにして出る
・閉まっていると何が出てくるかわからないのが怖い
・開け閉めの無駄な動作が増える
なぜフタがある?
そもそも、なぜトイレにはフタが付いているのでしょうか?
TOTOの広報の方によると、
腰掛けるスタイルが西洋から入ってきたので、そこにフタが付いてきた。欧米の「バスルーム」と呼ばれる形式は、
「バスタブ」と、「トイレ」と、「洗面器」が、1つの部屋に入っている。
こういった所では、フタをしたトイレに腰掛ける用途・機能がある。
欧米の家庭のトイレにはフタが付いているのが一般的で、化粧や靴ひもを結ぶ椅子の役目もある。
英語では、便器のことを「スツール(Stool)【背もたれのない椅子】」ともいう。
そして、欧米の公共用のトイレでは、化粧や靴ひもを結ぶ事はないため、フタなし便座が多い。
フタが付いている意味は?
トイレの用途だけを考えるとなくてもよいものではある。最近では、大抵脱臭機能とかついていたりするので、フタがついていた方がより効くが、なくてもちゃんとニオイをとっている。フタがない状態だと、うっかり物を落とすとかあるので、防止する用途はある。
とのことでした。