クロールのバタ足は意味がない?という話:モーニングショー【2018/07/27】

プールや海などで、クロールで泳ぐ時に足をバタバタさせますが・・・、

実は、「クロールのバタ足は速くなる効果が少ない」という論文を筑波大学の高木教授が発表していました。

高木教授によると、

簡単に言うと効率よく泳ぐためには、足はできるだけ打たない方がいいんです。あるところまでは早く打つ足(バタ足)が推進力に貢献しているんですけれども、ある速度を超えてくると、抵抗ばかりが大きくなって、速度の向上につながらないという話なんです。

とのこと。

実験によると、

速さが秒速1.3m以上に達した時、バタ足が泳ぎの抵抗になっている。秒速1.3以上の時、バタ足しない場合、抵抗なく泳げる。

とのことでした。

しかし、これはバタ足をしない方がいいということではなく、抵抗のないバタ足をするのが理想だそうです。

良いバタ足と悪いバタ足を見比べてみると、

↓悪いバタ足の例

↓良いバタ足の例

悪いバタ足は膝から曲げていて、良いバタ足は膝を曲げずに足の付け根からバタバタしていました。

クロールで泳ぐ方は試してみてはいかがでしょうか。