大阪市の◯丁目のつけ方の話:ちゃちゃ入れマンデー【2018/08/21】

大阪市の◯丁目のつけ方には規則性があるそうです。

ポイントとなるのは大阪城

大阪市の住所を見ると、基本的には大阪城に近いところから順番に1丁目・2丁目とつけられています。

なので、大阪城の周りの住所は1丁目だらけなのです。

天神橋筋を見てみると、

城から北へ離れれば離れるほど、◯丁目の数字が増えていく。

逆に、谷町筋を見てみると、

城から南へ離れれば離れるほど、◯丁目の数字が増えているのです。

地名の前・中・後

大阪市の◯丁目と似た話で、日本の地名でも「備前・備中・備後」「越前・越中・越後」と、

都から近い順に名前が付けられていました。

堺市の◯丁

大阪府堺市の街中を見てみると、いたるところで「◯丁目」ではなく「◯丁」となっていました。

これは元々、「◯丁目の」「丁」ではなく、「町」と「丁」を同格に扱っていたところから来ているのです。