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水漏れ修理を頼んだら、家中を水道管だらけにされたという話:VOICE【2018/09/03】

大阪市にある築30年になる分譲マンションのある一室。

目につくのは、部屋中にめぐらされた青い管

これは「給水管」です。

水を室内に引き入れている管のことです。

マンションだと、通常、床下にあります。

この家の主人である男性はとても怒っていました。

男性は家族4人で暮らしていますが、何故このような状態になったのでしょうか?

先日この家に、男性の母親が訪れ、ベランダで洗濯物を取り込んでいる時に、給湯器の給水管のバルブに腰があたり、水漏れが発生してしまいました。

そこで、男性は水道業者に修理の依頼をしました。

そして、業者が提示した見積り金額は、約38万円でした。

マンションは通常、台所や洗面所につながる給水管は床下にあります。

しかし、この水道業者は、これが「鉄製」のため、錆びて水漏れするおそれがあると説明。

このため、最新素材の管を新しく設置することを勧めてきました。

ところが、工事を開始することになった翌日、同じマンションの住人に工事内容を話したところ、

このマンションの給水管は、「鉄製」ではなく、錆びて水漏れするおそれのない「塩化ビニール製」だったのです。

つまり、38万円もする工事をする必要はないというのです。

自宅近くで喫茶店を営んでいる夫婦は、工事直前に、たまたま店で朝食をとっていたこの水道業者に、この話をし、「給湯器下の水漏れだけの修理でお願いします」と依頼しました。

相手の業者の人は「わかりました。みてきます。」と言って現場(自宅)へ行きました。

夫婦は仕事で手が離せないため、工事は73歳の母親が立会いました。

しかし、その夜・・・、

店を閉めて男性が家に帰ると、止めたはずの給水管工事が行われていたのです。

キッチン、洗面所、トイレ、洗濯機にも、張り巡らされていました。

工事は翌日も続き、途中で止めることができなかったといいます。

その理由はというと、

水漏れが起きた直後、夫妻は大阪市水道局に相談し、市の指定業者として紹介されたので、悪いようにはしないだろうと思っていたのです。

工事後の現状を、一級建築士の人に見てもらうと、この工事には見た目以上の複数の問題点が浮かび上がってきました。

・共用部であるベランダの壁に、管理組合の承諾なく穴を開けている。
・部屋の中のコンクリートの梁にアンカーボルトを打っている。
・鉄筋を傷つけるなど、建物耐久性に影響を与える可能性がある。
・給水管の曲がりが多く、分岐させて上げたり下げたりしているので、水圧が下がってしまっている。
・元々の水漏れ修理だけなら1万円〜3万円で済む。

この工事をしたのが、本当に水道の技術のある人がやっているのか、疑問があるといいます。

しかし、水圧の件に関しての業者の対応は、水圧の上がるシャワーヘッドを用意するのみ。

業者から「会社には黙っていてください」という話を男性はされたそうです。

男性「しなくていい工事をして、使い勝手も悪くなって、見た目も悪くなってとなると、怒りしかないですね」。

男性は原状回復を業者に求めましたが応じなかったといいます。

しかしその後、この問題が公になると、全額返金した上で原状回復を検討すると発表していました。

大阪市から紹介する業者(指定給水装置工事事業者)は、水道工事を行う資格で、市内に1700社あり、優劣ではなく家に近い業者が紹介されます。

こういう場合は、何社か見積もりをとって工事をしてほしいという話でした。