実はペンギンは立っていない!?という話:所さんの目がテン!【2018/09/16】

水族館で、寝ているペンギンを見てみると、つま先を上げて寝ていました。

なぜ、こんな格好で寝ているのでしょうか?

ペンギンの足やくちばしには毛がないので、その部分は冷えてしまいます。

なので、足はかかと立ち、くちばしはフリッパーと呼ばれる手の部分にしまって眠っています。

このように体温が下がらないように工夫しているのです。

ところで、足をかかと立ちして眠るなんて、つらくないのでしょうか?

実はペンギンは、人間と違ってヒザを曲げて立っています。

立っているというか、人間でいうとしゃがんでいる形になっています。

ペンギンの骨格を見てみると、常にヒザを曲げてしゃがんでいる状態なので、前後のバランスが安定しているのです。