消防車や救急車がネットオークションで売られている!という話:ズームイン!!サタデー【2019/01/26】

ヤフオクの官公庁のオークションで、なんと消防車や救急車が売られていました。

実はこれ、自治体が売りに出しているのです。

栃木県小山市の消防署には、出品中の救急車が置いてありました。

約1年前まで市内の救助活動で使用していた車両をネットオークションで出品しているということです。

サイレンなど、緊急走行のための装備は取り外されますが、中は実際に使用されていた姿のまま売りに出されています。

この救急車と合わせて、火災現場で活躍するポンプ車も2台出品していました。

さらに隣の市にある石橋地区消防組合では、

なんと、35mの高さにまで伸びる「はしご車」を出品していました。

この長いはしごは、安全に配慮した上であれば、購入者は伸ばすことができます。

実は今、更新期をむかえていて、リタイアする特殊車両などをネットオークションに出品する動きが全国各地の自治体で盛んになっています。

なぜ、自治体がネットオークションに出品するのでしょうか?

それは、市の財源を確保するという目的などで、小山市では、建物の補修や道路の修繕費用に充てるといいます。

一般のファンも多く、市では10年前から救急車・消防車が約10台以上売れ、売上は約500万円。

ここで1つ疑問が・・・。

もしも、救急車や消防車を買ったとしたら、そのまま公道を走れるのでしょうか?

実は、ナンバープレートを取得すれば、塗装などはそのままでも走れるといいます。

ただし、赤色灯など一部の装備品は取り外す必要があるということです。