血管が青く見えるのは目の錯覚だという話:初耳学【2019/01/27】

私たちの腕などを見てみると、血管は青く見えませんか?

事実、理科の教科書や医学書には、

静脈は青色調に見える」と書かれています。

しかし、実は、これは目の錯覚だといいます。

血管は、本当は何色なのでしょうか?

例えば、↓こちらの絵。

向かって左側の目は、青く見えませんか?

でも、実は両目とも同じ灰色なのです。

これと同じ錯覚が血管を見るときも起きているのです。

青く見える血管の色は、本当は「赤に近い灰色」。

青く見えるのは、色の対比と呼ばれる現象で、

血管の周りには、色々な肌の色があり、それによって起こる錯覚なのです。