私たちの腕などを見てみると、血管は青く見えませんか?
事実、理科の教科書や医学書には、
「静脈は青色調に見える」と書かれています。
しかし、実は、これは目の錯覚だといいます。
血管は、本当は何色なのでしょうか?
例えば、↓こちらの絵。
向かって左側の目は、青く見えませんか?
でも、実は両目とも同じ灰色なのです。
これと同じ錯覚が血管を見るときも起きているのです。
青く見える血管の色は、本当は「赤に近い灰色」。
青く見えるのは、色の対比と呼ばれる現象で、
血管の周りには、色々な肌の色があり、それによって起こる錯覚なのです。