次々に学校から本物の人骨標本が見つかった!という話:ひるおび!【2019/01/30】

先月(2018年12月)、鹿児島市の県立甲南高校で、美術の授業で使われていた頭蓋骨が本物の人骨だったというニュースがありました。

学校では、この人骨を何十年も棚に飾っていました。

しかし、この学校だけではなく、それ以前の2016年7月に、

同じく鹿児島県にある鶴丸高校では、教員が生物講義室の標本棚を整理していた際に頭蓋骨を発見していました。

この骨は約50年前に死亡した女性の骨だということがわかりました。

これらの事例を受けて、全国各地の学校や教育委員会が調査したところ、

石川、福井、愛知、大分、宮崎、佐賀の6県でも、本物の人骨が見つかりました。

明治時代にほぼ全都道府県にあった公立の医学校のほとんどが統廃合で廃校になり、標本が地元の高校などに流出したとみられるそうです。