大手食品加工メーカーの日本ハムでは、
オーストラリア生まれの「国産牛」を2019年春から販売するそうです。
オーストラリアなのに、国産?
いったい、どういうこと?
消費者庁のルールに、国産牛については、
国内での飼育期間が海外より長ければ、「国産牛」表示が可能
と、あります。
例えば、
オーストラリアで、生まれて約300kgまで生育(9〜10か月間)
その後、日本で、成牛として食肉加工まで(15〜16か月)
の場合、国産牛になります。
それにしても、なぜ、オーストラリアで育てるのでしょうか?
日本ハムの広報によると、
・大規模生産で生産効率が高い。
・子どもの頃に死亡するリスクが減少、安定供給につながる。
とのこと。
さらに、日本産和牛の遺伝子を引き継ぐ、「豪州WAGYU」も登場している。
(ここまでくると、もうどこ産なのか わけがわからない・・・)
ちなみに、和牛と国産牛の違いは?
和牛:日本の在来種をもとに改良された品種(生まれを問う)
国産牛:日本国内で飼育された牛(育ちを問う)
となっている。